昨年のドバイターフ2着馬エシェム、11か月ぶりの復帰戦を快勝

2018年02月26日 11:30

 昨年のG1ドバイターフ(芝1800m)2着馬で、2017年ワールドランキング芝マイル部門で欧州調教馬としては第5位となるレイティング120を獲得したエシェム(牡5、父フットステップスインザサンド)が、23日にシャンティーで行われた条件戦(オールウェザー1900m)に登場。見事に勝利を収めた。

 カタールの王族シェイク・ジョアンの競馬組織アルシャカブ・レーシングが所有し、クリストフ・フェルランが管理するエシェムは、3歳だった16年7月にメゾンラフィットのG2ユージンアダム賞(芝2000m)で重賞初制覇。4歳春は、シャンティーで行われた条件戦(オールウェザー1900m)で2着となった後、G1初挑戦となったドバイターフでヴィブロスの2着に健闘していた。

 ドバイ後は一度も走らずに、昨シーズンを終えたエシェムにとって、23日のレースは11か月ぶりの実戦だったが、道中2番手追走から残り300m付近で先頭に立つと、最後は1.1/2馬身抜け出して優勝。1.6倍というファンの圧倒的支持に応えている。

 ただし同馬は、1月11日に締め切られた第一次登録で、3月31日のG1ドバイターフには登録しておらず、今後追加登録するのか、別路線を行くのか、動向が注目されている。

(文:合田直弘)

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