シルクHC

格よりも若さと順調さを重視したい/ダービー卿CT展望

2018年03月28日 06:00

GI戦線に羽ばたいていった馬も少なくないこのレース。今年の注目馬は?

 ハンデ戦で、本番にはまだ少し間もあるが、ダイワメジャーやショウワモダントウケイヘイローモーリスのように、ここからGI戦線に羽ばたいていった馬も少なくない。近年重要性が増しているレースと言っていいだろう。

1.格は関係ない

 過去10年間で、前走重賞からの臨戦馬が4勝、前走オープン特別が3勝、準オープンが3勝とほとんど五分の成績。連対率で言うと、それぞれ11.0%、9.8%、33.3%となって、分母が小さいぶん準オープン組の良績が目立つ。

2.勝つのは4歳馬か5歳馬

 過去10年で4歳馬が3勝、5歳馬が6勝。2着もこの2世代で7回と、高齢馬はなかなか勝ち負けになっていない。6歳以上の馬は馬単、三連単の2、3着付けまでにして、1着候補には若い馬を置くのがセオリー

3.休み明けは苦戦

 過去10年で2か月半以上の休み明けでこのレースに臨んだ馬は[0-0-2-27]。マイルCSや阪神Cなど格上レースからの臨戦馬も含めて、連対した馬はいない。実績馬の格下がりが通用しないレースであり、順調に使われている馬が主力になる。


 前走準オープン勝ちの5歳馬、ヒーズインラブに注目したい。関西馬ながら中山マイルを得意にしていて、これまで当コースでは[2-1-1-1]。毎年暖かくなるこの時期に調子を上げる馬で、1年前に当コースで準オープンを勝ったときのタイムは、重賞・オープン特別を含めた昨春の中山開催でナンバーワンだった。ハンデ戦なら重賞でもまず好勝負になる。

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