14日、盛岡競馬場で行われた岩鷲賞(3歳、ダート1400m、1着賞金300万円)は、菅原勲騎手騎乗の2番人気ブラックショコラ(牡3、岩手・千葉博厩舎)が好位追走から直線抜け出すと、3角手前で早め抜け出した1番人気ダンディキングに3馬身差つけて快勝した。勝ちタイムは1分25秒5(稍重)。さらに7馬身差の3着には5番人気ディアブロハンターが入った。
勝ったブラックショコラは、父ブラックホーク、母クインティアラ(その父リアルシャダイ)という血統。05年6月にデビューし、4戦目で初勝利。続く黄菊賞(盛岡・芝1700m)を連勝し、中央初挑戦となった2歳500万下(東京・芝1400m)で11着に敗退。その後はダートへ路線変更し、今年1月の金杯(水沢・ダート1600m)で重賞初制覇。前走のスプリングC(水沢・ダート1600m)では3着だった。通算成績10戦4勝(重賞2勝、うちJRA1戦0勝)