22日、札幌競馬場で、03年天皇賞・春などGI・3勝のヒシミラクルなどを輩出している、「HBAトレーニングセール2006」が行われた。今年は171頭(牡90頭、牝81頭)が上場され、90頭(牡51頭、牝39頭)が売却された。売上総額は5億2836万0000円(税込)で前年度を2億円上回る結果となった。
最高価格は、“ファンドリ”の冠号で知られる水戸富雄氏が1900万円(税抜、以下同)で落札したステイゴールド産駒のユウキフォーティの16(牡2、母の父フォーティナイナー)。次いで新種牡馬マンハッタンカフェ産駒のカフェラッテ(牡2、母フジノキャンドル、その父クリスタルグリッターズ)が横瀬兼二氏に1870万円で、キングヘイロー産駒のキングトウショウ(牡2、母エプソムティアラ、母の父トウショウボーイ)が金子真人ホールディングス(株)に1560万円で落札された。
前年のトレーニングセールに続き、韓国の購買団体が参加し、KRA韓国馬事会が9頭を落札。さらに今年はシンガポールからも主催者、調教師、馬主が参加し、現地日本人馬主による分も含め6頭を落札した。また、JBBA日本軽種馬協会が落札した9頭も、シンガポールへ寄贈されることになっている。