内田博幸騎手騎乗の9番人気ウインテンダネスが優勝(撮影:下野雄規)
27日、東京競馬場で行われた目黒記念(4歳上・GII・芝2500m)は、先団の後ろでレースを進めた内田博幸騎手騎乗の9番人気ウインテンダネス(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)が、直線で馬群の間を割って抜け出し、好位から渋太く脚を伸ばした10番人気ノーブルマーズ(牡5、栗東・宮本博厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分29秒7(良)。
さらにアタマ差の3着に1番人気パフォーマプロミス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、3番人気ゼーヴィント(牡5、美浦・木村哲也厩舎)は6着、2番人気チェスナットコート(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は11着に終わった。
勝ったウインテンダネスは、父カンパニー、母モエレメルシー、その父マジックマイルズという血統。芝2400mで2分22秒9をマークした前走・緑風S(1600万下)に続く連勝で、初の重賞タイトルを手にした。また、父カンパニーにとっても、これが産駒のJRA重賞初制覇となった。