吉原寛人騎手騎乗の3番人気アルファーティハが優勝(撮影:稲葉訓也)
29日、金沢競馬場で行われた第2回石川ダービー(3歳・ダ2000m・1着賞金500万円)は、先手を取った吉原寛人騎手騎乗の3番人気アルファーティハ(牡3、金沢・金田一昌厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の2番人気サノノツルギ(セ3、金沢・鈴木長次厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒1(良)。
さらに5馬身差の3着に1番人気ノブイチ(牡3、金沢・鈴木長次厩舎)が入った。
勝ったアルファーティハは、父パイロ、母ハチノヨウニサス、その父War Chantという血統。1番人気のノブイチが単勝オッズ1.5倍、2番人気のサノノツルギが2.5倍、3番人気の本馬が18.6倍と、完全に2強ムードが漂っていたが、これを見事打ち破り、ダービー馬の称号を手にした。また、鞍上の吉原寛人騎手は昨年のヴィーナスアローに続く連覇となった。