馬格があって素質が高いベルクワイア(撮影:佐々木祥恵)
今週東京の新馬戦でデビューする2歳馬3頭について、管理する各調教師のコメント。
■6月16日(土)東京5R ダ1400m
・ニシノコトダマ(牡2・美浦・手塚貴久 父ヘニーヒューズ 母ニシノミラクル 母父スペシャルウィーク)
手塚調教師
「現状ダートが合っていると思いますし、1400mという条件も合っていると思います。調教を重ねるごとにピリッとしてきましたし、500キロを超える大型馬ですが、動きは軽快です。
スタートが速いので、調教通りの走りができれば初戦から楽しみにしています」
■6月17日(日)東京5R 芝1600m
・ベルクワイア(牝2・美浦・国枝栄 父ロードカナロア 母スカーレットベル 母父エリシオ 半兄にオープンで活躍したダノンリバティ)
国枝調教師
「以前ウチの厩舎にいた兄姉がダートで走っていましたので、入厩当初はダート馬かなと思っていましたが、調教を進めていくと軽い走りになってきましたので、芝でもやれそうですね。そのあたりは多分ロードカナロアの血が出ているのかもしれません。
2週連続してビシッと追い切っていますし、今週(6/13)もゴーサインを出すと鋭く反応していました。馬格があって素質が高い馬だと思います」
■6月17日(日)東京6R 芝1400m
・マキ(牡2・美浦・手塚貴久 父Pioneerof the Nile 母Life Well Lived 母父Tiznow)
手塚調教師
「アメリカ産馬ですが、芝でもやれそうな感じの走りをしていて、馬格もありますね。
追い切りでもまずまず良い動きを見せていて、走れる態勢も整っています。シュッと切れるというタイプではなさそうですが、バテずに長く脚を使える馬だと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)