波乱に終わった優駿スプリント、クルセイズスピリツは重賞初制覇(撮影:武田明彦)
26日、大井競馬場で行われた第8回優駿スプリント(3歳・ダ1200m・1着賞金2000万円)は、2番手でレースを進めた西啓太騎手騎乗の11番人気クルセイズスピリツ(牡3、大井・荒井朋弘厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の8番人気シングンレガシイ(牝3、大井・三坂盛雄厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒6(稍重)。
さらにクビ差の3着に6番人気ヴィブラビ(牝3、大井・荒山勝徳厩舎)が入った。なお、1番人気サンニコーラ(牡3、大井・藤田輝信厩舎)は4着、3番人気レベルスリー(牡3、船橋・林正人厩舎)は12着、2番人気メモリーメンヒル(牡3、大井・庄子昭彦厩舎)は15着に終わった。
勝ったクルセイズスピリツは、父サウスヴィグラス、母クルセイズ、その父 バブルガムフェローという血統。愛知からの移籍2戦目で重賞初制覇を果たした。達城龍次騎手からの乗り替わり(疾病のため)で騎乗した西啓太騎手にとっても、これが初の重賞勝利となった。