【万哲の馬場予報】七夕賞(福島芝)「内寄りの傷みは軽微でロスなく立ち回る馬が有利か」

2018年07月07日 19:30

明日は良馬場に回復する可能性が高い

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【七夕賞(福島の芝傾向)】
 土曜の福島の芝は稍重でスタート。朝から降り続いた雨は昼過ぎに上がったが、最後まで稍重で行われた。ダートは重馬場で施行。開幕週の先週は時計も速く、前&内主導の傾向だったが、今週は時計も要し、差しも台頭してきている。

 土曜は芝のレースは6鞍施行(障害戦を除く)。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「4番手、1番手、3番手、1番手、5番手、2番手」。

 6R・3歳未勝利戦(芝1800m)は3番人気カーロバンビーナが平均ペースで逃げ切り勝ち。7R・3歳未勝利戦(芝1200m)は好位追走のレジェンドソウルが4コーナー3番手から内ラチ沿いを伸びて勝った。

 9R・開成山特別(芝2600m)は先行策を取ったオジュウチョウサンが4コーナー早め先頭で、最後は内ラチ沿いを伸びた。

 10R・松島特別(芝2000m)はレース前半3F35秒5、後半3F37秒2の前傾ラップ。スタンド前では最後方のアウトライアーズはオープンから2階級降級の実力馬でもあり、4コーナー手前から豪快に外をまくったのは展開に乗じた面もある。時計こそ先週より要しているが、開催2週目で内寄りの傷みはまだ少ない。ロスなく立ち回る馬がやはり有利だ。

 日曜は午後に局地的な雷雨予報が出ており、天候の変化には要注意。全般的には好天。予想最高気温は30度と高く、良馬場に回復する可能性が高い。内寄りの傷みも軽微とあれば、七夕賞は先行馬を中心に推移しそうだ。

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