3連勝で京都ハイジャンプを制したマドリードカフェ(撮影:井内利彰)
障害入りしてから3連勝で京都ハイジャンプを制したマドリードカフェ(栗東・荒川義之厩舎)。その後は長期の休養に入っていたが、現在は栗東で調教中。復帰戦を新潟ジャンプステークス(8月25日・芝3250m)を予定しており、今朝26日はレースへ向けた追い切りを行っている。
CWコースを熊沢重文騎手を背に単走。前半ゆっくり進めて、最後の直線だけスピードに乗せるような内容。道中のフットワークはかなりゆったりしていたが、ラスト1Fの動きは好調時の雰囲気を感じさせるもの。
とはいえ、時計が6F88.6〜5F71.1〜4F55.2〜3F39.9〜1F12.4秒と全体は遅く、これから少しずつピッチを上げていこうという段階。1年以上休養しているため、再度障害試験を受ける必要があるが「ジョッキーに任せていますが、来週か再来週には受けると思います」と荒川義之調教師。
暮れの大舞台も楽しみな逸材だけに、まずは無事にレースへ出走してくれればといったところ。
(取材・文:井内利彰)