午前3時半、出国前最終追い切りを行うクリンチャー(向かって右側、撮影:花岡貴子)
22日早朝、凱旋門賞(10月7日、G1、芝2400m、フランス・ロンシャン競馬場)へ向けて調整中のクリンチャー(牡4、宮本)が出国前の最終追い切りを終えた。
フランスへ帯同するゲネラルプローベ(牡6、宮本)を前に行かせて、追走。ゆったりと追い上げ、ゴールでは併入している。時計は56.8-40.6-26.2-13.0。
騎乗していた長谷川助手は「気分よく走っています」と好感触。最初の1ハロンが16.2秒と少しかかっていることもあり全体をみると少し遅めの印象も受けるが、宮本師は「先週の1週前追い切りをしっかりやっているし、フランスへの長距離輸送を明日に控えていますから」と納得の表情だった。
クリンチャーは明日23日、21時40分発の貨物便で関西国際空港から出国予定だ。
(取材・文:花岡貴子)