終始リラックスした追い切りを見せたレッドサクヤ(撮影:井内利彰)
今春は桜花賞7着、オークス4着と3歳牝馬路線の前線で活躍したレッドサクヤ(栗東・藤原英昭厩舎)。秋はローズS(9月16日・阪神芝1800m)から始動予定。今朝30日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
朝一番、CWコースでフィニフティとの併せ馬。6F標識では3馬身ほど先行する形で、道中は終始リラックスした走りだった。4コーナーを回ったところで内からフィニフティが追い抜いてきたが、ここは併せるというよりも後ろの目標になる感じで抵抗はしなかった。
結局、ゴールでは4馬身ほど遅れる形だったが、相手は紫苑S(9月8日・中山芝2000m)の1週前追い切りだったので、レースまでの日程の差がゴール前の差になった感じ。遅れたからといって悲観する内容ではない。
むしろゆったりとした感じで走った点を評価したい。なお、時計は6F88.3〜5F70.2〜4F54.3〜3F39.6〜1F11.6秒だった。
(取材・文:井内利彰)