瞬発力があり、芝が合いそうなチャピ(撮影:佐々木祥恵)
今週中山競馬場でデビューする注目の2歳馬3頭について、各調教師のコメント。
【9月8日(土)】
■中山5R 芝2000m
・ブランクエンド(牡2・美浦・加藤征弘 父ハーツクライ 母ブルーミンバー 母父ファルブラヴ 半姉にフラワーC2着、阪神JF、桜花賞ともに4着のトーセンブレス)
加藤調教師
「姉のトーセンブレスとは違うタイプですね。気性も穏やかですし、ゆったりしたこのくらいの距離の方が良さそうです。乗り込みも十分ですし、追い切りの動きも良くて、素質も感じられます。初戦から好レースを期待したいです」
【9月9日(日)】
■中山4R ダ1800m
・シャドウハンター(牡2・美浦・手塚貴久 父サウスヴィグラス 母ユーワパンドラ 母父アフリート)
手塚調教師
「サウスヴィグラス産駒ですが、追わせるタイプの馬なので距離はこのくらいあった方が良いでしょう。調教の動きはさほど目立たないですが、追うごとに良くなってきていますし、気性も素直なので、初戦から力が出せそうです」
■中山5R 芝1600m
・チャピ(牝2・美浦・加藤征弘 父オルフェーヴル 母エビスオール 母父Chief Seattle)
加藤調教師
「十分過ぎるくらい乗り込んでいます。1週前追い切りは馬場を気にしてあまり動かなかったですが、素質はあります。母はダートで走りましたが、この馬は瞬発力があるので芝は合っていると思います」
(取材・文:佐々木祥恵)