豪州G1に挑戦するソールインパクト(写真は2017年芦ノ湖特別優勝時、撮影:下野雄規)
10月20日にオーストラリアのコーフィールド競馬場で行われるコーフィールドC(G1・芝2400m)と、11月6日に同フレミントン競馬場で行われるメルボルンC(G1・芝3200m)に出走予定のチェスナットコート(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)とソールインパクト(牡6、美浦・戸田博文厩舎)が現地に到着した。
9月30日の18:07に成田国際空港発、香港国際空港を経由し、検疫地であるウェリビー競馬場着が10月1日の13:50(ともに日本時間)となった。
【チェスナットコート 貝澤勝一厩務員のコメント】
「馬の状態は良く、順調にきていると言えます。これから馬の様子を見て、調教内容を決めていきたいと思います」
【ソールインパクト 戸田博文調教師のコメント】
「馬の状態は非常に良く、飼葉も食べて元気で、見た目も東京競馬場にいた時と変わりません。台風の影響を心配していましたが、この影響で香港での乗り換えがなくなり、アクシデントが良い方向に向かったと考えています。直前まで東京で追い切りができ、競走まで3週間弱ありますので、あまり急がず様子を見ながら今後の調教スケジュールを考えます」
チェスナットコートは父ハーツクライ、母ホワイトヴェール、その父クロフネという血統。通算成績は17戦4勝で、今年の日経賞(GII・芝2500m)で2着の実績がある。
ソールインパクトは父ディープインパクト、母クリームオンリー、その父Exchange Rateという血統。通算成績は37戦4勝で、昨年のアルゼンチン共和国杯(GII・芝2500m)で2着などの実績がある。