富士Sで本領発揮したいジャンダルム(撮影:井内利彰)
今春のGIは皐月賞9着、日本ダービー17着に終わった
ジャンダルム(栗東・池江泰寿厩舎)。秋は富士S(10月20日・東京芝1600m)から始動、今朝3日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
水口優也騎手(レースは武豊騎手騎乗予定)が跨って、
キングディグニティを追走する内容。前半から速めのラップを踏んでいくが、置かれるような雰囲気はなく、楽々と前のペースについていく。
最後の直線に向いてからも
スピードは衰えないが、楽な手応えで前に並びかけて、ラスト1F標識を過ぎたところできっちりと先着。時計は6F81.5〜5F66.4〜4F51.8〜3F37.5〜1F11.7秒と全体も終いも文句なしに速い数字でまとめている。
9月中旬から坂路で時計を出し始めていることもあって、十分すぎるくらいに動けている。2戦2勝のマイルに戻ってこそ、本領発揮といったところだろう。
(取材・文:井内利彰)