「富士S・G2」(18日、東京)
春秋マイルG1連覇に向けて、秋の始動戦を迎える
ジャンタルマンタル。安田記念V後は欧州遠征を視野に入れていたが、見送って秋に備えた。1週前追い切りは、栗東坂路で4F51秒8-11秒6を記録。抜群の動きを披露し、態勢は万全だ。2〜3歳、古馬でマイルG1を制した現役最強マイラー。前哨戦からその強さを見せつける。
国内外でG1・2勝の実績を持つ
ソウルラッシュ。安田記念3着後に骨折が判明したが、症状は軽く、治療と夏休みを兼ねて休養に入っていた。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F82秒1-10秒7を記録し、0秒2先着。骨折の影響はみじんも感じられない。マイルCS連覇へ向けて、始動戦Vで弾みをつける構えだ。
安田記念で2着に食い込んだ
ガイアフォース。中団馬群で窮屈になりながらも、直線で上がり33秒9の末脚を駆使して、勝ち馬に迫った。4カ月半ぶりの実戦となるが、1週前追い切りは栗東坂路の併せ馬で4F51秒3-11秒9を記録し、0秒3先着。出来は文句なしだ。芝ダート不問の二刀流が、前走のリベンジを狙っている。
NHKマイルC2着以来の復帰戦に臨む
マジックサンズ。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F79秒2-11秒2を計時。ゴール前で併走馬の内からスパッと伸びて0秒1先着。調整過程は順調だ。古馬マイル路線のトップクラスと激突。力試しの一戦へ。
関越Sで2年10カ月ぶりの白星を手にした
ウンブライル。中団から上がり32秒3という極上の切れ味で、差し切りVを決めた。23年NHKマイルC2着馬が、同じ舞台で完全復活といく。