【秋華賞展望】オークス馬カムニャックが優勢 桜花賞馬エンブロイダリーは距離がカギに

2025年10月13日 21:12

秋華賞の主な登録馬。※騎手は想定

 第30回秋華賞・G1は10月19日、京都競馬場の芝2000メートルで行われる。

 オークスを制したカムニャック(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ブラックタイド)は、前哨戦のローズSも勝って3連勝中。その前走も直線でぶつけられる不利がありながらもしっかりと脚を伸ばし、貫禄を見せつけた。コーナー4つのコースに替わるが、位置取りにもこだわらなくなってきているだけに、2冠達成の可能性は高い。

 対する桜花賞馬エンブロイダリー(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)は、オークスは明らかに距離も長くて9着になったが、今回も2000メートルをこなせるかどうかがカギになる。栗東滞在で臨むが、早めに入った桜花賞当時よりも、滞在日数が少ない点がどうか。

 ローズSで鋭い脚をみせて3着だったセナスタイル(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ソットサス)はまだキャリア3戦しかなく、上積みは大きい。オークス馬のヌーヴォレコルトを母に持ち、秘めた素質はここでも通用して不思議ない。

 紫苑Sからは3着のダノンフェアレディ(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父キズナ)が面白い。直線でスムーズにさばけていれば、という内容で、内回りの2000メートルという舞台も合う。12日の栗東・坂路での動きも良かった。

 ローズSで2着のテレサ(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父アドマイヤマーズ)は、前走で馬の後ろで我慢する形が取れて、直線もよく伸びてきた。1ハロン延長でも、スムーズに折り合いがつくようなら侮れない。

 パラディレーヌ(牝3歳、栗東・千田輝彦厩舎、父キズナ)は、前走のローズSでは痛恨の出遅れ。直線も前がなかなか開かなかった。オークス4着と力はあるだけに、巻き返す可能性はある。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。