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アーモンドアイ&プリモシーン、秋華賞1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2018年10月05日 17:15

牝馬三冠制覇を目指す、二冠牝馬アーモンドアイ(撮影:佐々木祥恵)

 秋華賞(GI・京都芝2000m)に出走予定の桜花賞、オークス2冠のアーモンドアイと、前走の関屋記念(GIII)を含めて重賞2勝のプリモシーンの1週前情報。

■アーモンドアイ(牝3・美浦・国枝栄)について、クリストフ・ルメール騎手。
「休み明けなので少し太く感じました。追い切りの時はフットワークや動きがとても良かったです。直線で併せた馬に並んだ時も反応できましたし、力がある馬です。今回はトライアルではなくGIなので、すごく良いコンディションにしなければなりませんが、来週追い切ればトップコンディションになるかもしれません。

 心身ともに、春シーズンと同じレベルで来ています。元々がすごくハイレベルな馬なので、それ以上良くなるというのは難しいでしょうし、春と同じレベルなら良いでしょう。馬場入りの時は仕事に行くとわかっているのでエキサイトしますが、追い切りでは真面目ですし、折り合いもつきます。追い切り前と追い切り後はとても静かです。彼女は何をすべきかわかっています。

 オークス(GI・1着)では良いスタートで良いポジションが取れましたし、すぐにリラックスすることができました。プロフェッショナルなレースホースです。GIはポジションが大事です。良いポジションを取ることができればベストです。今回は京都の内回りの2000mとトリッキーなコースなので、オークスと同じような感じのレースをしたいです」

■プリモシーン(牝3・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「関屋記念(GIII・1着)時とやっていることは変わってはいません。ただあの時は6ハロンから併せ馬をしましたが、プリモシーンに若馬の相手をさせようという狙いがあってものでした。今回はその役目がなかったですし、単走で十分でした。フットワークも素晴らしく、春とは違う質の動きをしています。1週前としてはこのメニューでノルマは達成できているという自負もあります。

 前走で左にモタれていたことは厩舎サイドとしても気にしていますし、併せ馬で左に壁を作るなどフォローをしてきましたが、1週前追い切りは左右差なく真っ直ぐ走れていたと評価していますし、稽古の中の範疇ではありますが、成長も窺えますね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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