帝王賞でも4着に健闘したリッカルド、ここでは負けられない(撮影:高橋正和)
31(水)に大井競馬場で行われるマイルグランプリ。転入後も一線級と互角の戦いを続けて来たリッカルドを筆頭として、フルゲート16頭に楽しみなメンバーが揃っている。主な出走馬は以下の通り。
■10/31(水) マイルグランプリ(3歳上・SII・大井ダ1600m)
リッカルド(セ7、船橋・佐藤裕太厩舎)は今年の帝王賞で中央の一線級相手に互角の勝負をし4着。前走のエルムSは6着に敗れたが、転入後4連勝しているように南関東では最上位の実力を持っている。2ヶ月半ぶりの実戦で初の大井マイルとなるが、最有力であることは間違いない。
ヒガシウィルウィン(牡4、船橋・佐藤賢二厩舎)は今年のサンタアニタトロフィーで59kgを背負いながらも完勝。昨年のJDD以来となる久々の勝利を挙げた。今年の帝王賞・日本テレビ盃で5着に入るなど高いレベルで安定していて、ここでも注目の一頭だ。
クリスタルシルバー(牡3、大井・村上頼章厩舎)は今年の東京ダービーでタイム差なしの2着、JDDで中央馬相手に4着とクラシック戦線を賑わせてきた。今回は初めての古馬一線級相手で試金石となる一戦だが、どのような走りを見せてくれるか期待は大きい。
オメガヴェンデッタ(セ7、大井・荒山勝徳厩舎)は転入後マイルを中心に使われ前走のスパーキングサマーC・3着など、先行力を活かした競馬で存在感を示している。元々中央で5勝を挙げた実力もあり、このメンバーの中でも侮れない存在だ。
他にも、2連勝中のバンドオンザラン(牡4、川崎・内田勝義厩舎)や、転入初戦で昨年のマーチS・2着などの実績があるディアデルレイ(牡7、船橋・川島正一厩舎)、トライアルレースの覇者で紅一点のニシノラピート(牝7、大井・市村誠厩舎)、今年のサンタアニタトロフィー・2着などのあるバルダッサーレ(牡5、大井・中道啓二厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は20時10分。
■調教追い切り動画
■陣営インタビュー