11月4日に京都競馬場で行われるJBCレディスクラシック(3歳上・牝・JpnI・ダ1800m)の参考レース解説。ラビットラン、プリンシアコメータ、クイーンマンボ、フォンターナリーリ、ブランシェクール、ラインハートが出走したブリーダーズゴールドCをプレイバックする。
■ダート転向のラビットランがV
勝ったラビットランは、スパーキングレディーC(3着)から中5週。道中は3番手の外を進み、4コーナーで逃げ馬がラチ沿いを避けてやや外を回ると、そこを狙って抜け出した。昨年のローズS以来の重賞2勝目で、ダート重賞は初制覇。
2着のプリンシアコメータは、平安S(11着)以来、3か月ぶりの実戦。4コーナーまで先頭をキープ。直線で勝ち馬には馬なりで突き放されたが、最後まで止まることはなく3着馬とは3馬身差。
3着のクイーンマンボも平安S(2着)以来の実戦。先行集団からやや離れた中団を追走。勝負どころからポジションを上げ、直線も外から追い込んだが前との差は縮まらず。ただ、3着争いはゴール前で1馬身半差で制した。
4着フォンターナリーリは、準オープンを勝利して2ヵ月半の休養明け。2000m、交流競走、ナイターは初めてで、モレイラ騎手も初騎乗のうえ門別初参戦だった。2番手の内で逃げ馬を見ながらの競馬は、最後までしぶとさを見せたが、ゴール前は力尽きた。
6着のブランシェクールは、スパーキングレディーC(5着)からの転戦。今回はスタートでのアクシデントもなく中団から。3着馬の後ろにいたが、勝負どころでついていくことができなかった。
9着ラインハートも、前走スパーキングレディーC(7着)から中5週での出走。道中はブランシェクールの後ろにいたが、道中で外を回ったぶん直線で一杯になってしまった。
【JBCレディスクラシック出走予定馬】
1着 ラビットラン
2着 プリンシアコメータ
3着 クイーンマンボ
4着 フォンターナリーリ
6着 ブランシェクール
9着 ラインハート