勝浦正樹騎手騎乗のニシノデイジーが勝利(撮影:下野雄規)
17日、東京競馬場で行われた東京スポーツ杯2歳S(2歳・GIII・芝1800m)は、中団の内でレースを進めた勝浦正樹騎手騎乗の8番人気ニシノデイジー(牡2、美浦・高木登厩舎)が、直線で馬群を抜けて、外の7番人気アガラス(牡2、美浦・古賀慎明厩舎)、4番人気ヴァンドギャルド(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)、2番人気ヴェロックス(牡2、栗東・中内田充正厩舎)との接戦をわずかに制し優勝した。勝ちタイムは1分46秒6(良)。
2着はハナ差でアガラス、3着はさらにアタマ差でヴァンドギャルドとなった。ヴェロックスはそのさらにハナ差の4着だった。なお、1番人気ルヴォルグ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)は9着、3番人気カテドラル(牡2、栗東・池添学厩舎)は11着に終わった。
勝ったニシノデイジーは、父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、その父アグネスタキオンという血統。札幌2歳Sに続く重賞連勝(2走前の未勝利戦からは3連勝)を飾った。