18日、金沢競馬場で行われた第66回北國王冠(3歳上・ダ2600m・1着賞金500万円)は、最後方でレースを進めた加藤聡一騎手騎乗の10番人気アサクサポイント(セ10、愛知・今津博之厩舎)が、2周目3〜4コーナーで一気に捲って、直線でもその勢いのまま抜け出し、2着の3番人気クラールハーモニー(牡4、川崎・高月賢一厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分56秒5(不良)。
さらにクビ差の3着に5番人気トウシンイーグル(セ10、兵庫・高馬元紘厩舎)が入った。なお、2番人気スーパーノヴァ(牡6、佐賀・九日俊光厩舎)は7着、1番人気ムーンファースト(牡4、金沢・金田一昌厩舎)は11着に終わった。
勝ったアサクサポイントは、父キングカメハメハ、母レリックレーヌ、その父サンデーサイレンスという血統。10番人気と評価は低かったが、昨年のこのレースの2着馬であり、長距離適性の高さを見せつける結果となった。