【ステイヤーズSプレイバック】アルバートの3連覇目はフェイムゲームを突き放す完勝(2017年)

2018年11月30日 16:00

断然人気に応え完勝で3連覇(撮影:下野雄規)

 12月1日に中山競馬場で行われるステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)。今年はアルバート(牡7、美浦・堀宣行厩舎)が4連覇を懸けて出走する。アルバートが制してきた過去3年のダイジェストを振り返る。

■アルバートが断然人気に応え3連覇達成!

 3番グランアルマダがムチを入れてハナを切り、これに4番シルクドリーマー、1番デルマサリーチャンなどが続いて1周目の1コーナーに入る。

 2コーナーに入り、グランアルマダのリードは1馬身半。シルクドリーマーが単独2番手、2馬身差でデルマサリーチャン、その外に6番シホウが続く。4馬身開いて5番プロレタリアトと2番フェイムゲーム、さらに3馬身後ろに9番アルバートがいる。2馬身開いて7番プレストウィック、1馬身差で10番カムフィーが続き、さらに4馬身離れた最後方が8番サイモントルナーレとなった。

 1000mの通過タイムは62.2秒。1周目のスタンド前に入り、隊列は変わらないものの、各馬の差は縮まった。アルバートは内ラチ沿いを走りつつフェイムゲームをマークしている。2周目に入り、3コーナーに入ったあたりからフェイムゲームが進出を開始。アルバートもこれに続いて最後の直線を迎える。

 直線に入り、早々にフェイムゲームが先頭に立つ。その外からアルバートが迫り、早くも人気2頭の一騎打ちとなった。しかし、脚色は明らかにアルバートが勝っており、残り200mを過ぎたところでフェイムゲームを捕らえると、あとはゴールまで独走。最終的にフェイムゲームに2.1/2馬身差をつけ、JRA史上10頭目となる同一重賞3連覇を果たした。2着フェイムゲームから2馬身差の3着には、プレストウィックが入った。勝ちタイムは3分43秒0(良)。

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