現地時間23日、米・デルマー競馬場で行われたエディーリードH(3歳上、米G1・芝9f)は、C.ナカタニ騎手騎乗の1番人気アラゴーン Aragorn(牡4、米・N.ドライスデール厩舎)が、3番手追走から3角で進出を開始すると、逃げた4番人気スウィートリターン Sweet Returnに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒79(良)のトラックレコード。さらに1/2馬身差の3着には3番人気に支持されていた日本産馬のサイレントネーム Silent Name(父サンデーサイレンス)が入った。
勝ったアラゴーンは父Giant's Causeway、母Onaga(その父Mr. Prospector)という血統の愛国産馬。04年6月に愛・J.オックス厩舎でデビューするも、1戦で英・D.ローダー厩舎に転厩。転厩初戦で初勝利を飾るもその後は敗退が続き、05年9月に現在の米・N.ドライスデール厩舎に転厩となる。アメリカ移籍初戦を2着と好走すると、続くオークツリーダービー(米G2)で重賞初制覇を飾る。今年初戦のフランクE.キルローマイルH(米G1)、前々走のサンフランシスコBCマイルS(米G2)で共に2着と好走を続け、前走のシューメイカーBCマイルSでG1初制覇を達成した。通算成績11戦4勝(重賞3勝)。