【有馬記念】クリンチャー宮本師「もともと冬場はいいし、申し分ない動き」/ねぇさんのトレセン密着

2018年12月16日 20:30

凱旋門賞以来の休み明けも、緩めず調整してきたクリンチャー(撮影:花岡貴子)

 いよいよ有馬記念ウィーク到来! 1週間後の今頃には、もう結果が出ているんですね。まだホープフルSはありますが、1年の終わりを感じます。

 今年の有馬記念はアーモンドアイこそ出走しないものの、オジュウチョウサンのような話題の馬がいたり、サトノダイヤモンドのラストランだったり。スマートレイアーが登録してみたり、と話題に事欠きませんね。そこで栗東所属の注目馬を順を追ってレポートしたいと思います。まずはクリンチャーから。

 気になるのは何といっても海外遠征の疲れでしょう。過去、マカヒキやサトノダイヤモンドが遠征後に自分のリズムを取り戻すのに時間を要している姿を見ると、やはり心配してしまいます。ところが、クリンチャーに関していえば、あまり心配はなさそうですよ。

「大山ヒルズの皆さんが本当にいい状態を保ってくださいました。トレセンに戻ってからも順調です。まだちょっと太さは感じられますが、1週前追い切りで変わってくると思います」と宮本師。

 もともと典型的な叩き良化型。かたち的には10月の凱旋門賞以来の休み明けとなりますが、その間に極端に緩めていないのですから"続戦"と言っていいのではないでしょうか。

「もともと冬場はいいし、福永さんが乗ってくれた1週前追い切りは申し分のない動きでした。当週の追い切りも福永さんが乗ります。さらにいい感触をつかんでくれるといいですね」(宮本師)

 馬体はピカピカ。人間にとって寒いくらいがクリンチャーには"適温"なのでしょう。

(取材・文:花岡貴子)

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