ここ2戦で素質の高さを披露しているサートゥルナーリア
2018年の中央競馬もついに最終日を迎える。今年最後のGI・ホープフルSはシーザリオの仔サートゥルナーリアに人気が集まりそうだ。無傷の3連勝でGI制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/28(金) ホープフルS(2歳・牡牝・GI・中山芝2000m)
サートゥルナーリア(牡2、栗東・中竹和也厩舎)は母が日米オークス馬シーザリオで、半兄にエピファネイア・リオンディーズというGI馬がいる超良血馬。ここまで2戦はともにノーステッキで楽勝と、前評判どおりの大物ぶりを見せている。無傷の3連勝でGI制覇を飾り、来年のクラシックに進むことができるか。
アドマイヤジャスタ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は豪GI・コーフィールドCを制したアドマイヤラクティの半弟。新馬戦は2着に敗れたが、続く未勝利戦・紫菊賞と2連勝を飾っている。スタート面に課題はあるものの能力は高く、ここでも上位争いを期待したい。
ニシノデイジー(牡2、美浦・高木登厩舎)は6番人気で札幌2歳SをV。続く東京スポーツ杯2歳Sでも8番人気と評価は低かったが、接戦を制して重賞連勝を飾った。登録馬の中で唯一の重賞ウイナーであり、ここでも上位争いが期待できそうだ。
その他、京都2歳Sで2着のブレイキングドーン(牡2、栗東・中竹和也厩舎)、東京スポーツ杯2歳Sで3着のヴァンドギャルド(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)、京都2歳Sで4着のミッキーブラック(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)、黄菊賞を勝ったコスモカレンドゥラ(牡2、美浦・田中博康厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時30分。