中山記念に出走するステイゴールド産駒・ウインブライト(撮影:下野雄規)
先週17日に小倉競馬場で行われた小倉大賞典(GIII・芝1800m)をスティッフェリオ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が制し、その父ステイゴールドは産駒のJRA重賞通算99勝を達成。
今週末24日に中山競馬場で行われる中山記念(4歳上・GII・芝1800m)にはウインブライト(牡5、美浦・畠山吉宏厩舎)、阪神競馬場で行われる阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)にはコウエイタケル(牡8、栗東・山内研二厩舎)がスタンバイしており、勝利すれば史上5頭目となる産駒のJRA重賞100勝達成となる。これは、サンデーサイレンス・ディープインパクト・ヒンドスタン・キングカメハメハに続く記録。最初の重賞制覇は2006年のマーメイドSを勝利したソリッドプラチナムだった。
これまでに障害を含めGIを制したステイゴールド産駒はオルフェーヴル、ゴールドシップ、オジュウチョウサン、ドリームジャーニー、フェノーメノ、レインボーライン、ナカヤマフェスタ、マイネルネオス、アドマイヤリード、レッドリヴェールの10頭で、GIを計27勝している。また、代表産駒オルフェーヴルが初年度産駒から阪神JF(GI・芝1600m)を制したラッキーライラック、皐月賞(GI・芝2000m)を制したエポカドーロの父となり、GI馬の父父となっている。