【桜花賞】ディープインパクト産駒は久々の勝利となるか/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年04月03日 12:00

桜花賞過去10年

 7日に阪神競馬場で行われる桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)について種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みはディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続く。また、昨年は初出走となったロードカナロア産駒のアーモンドアイが勝利しており、2歳リーディングを争うような時代に沿う人気種牡馬は注目に値する。

 ディープインパクト産駒は28頭が出走して「4-4-1-19」複勝率32.1%、複勝回収率107%と安定感のある成績。ただし、近年は人気に推される馬が少なかったとはいえ、なかなか勝ち馬を出せていない。今年はダノンファンタジーグランアレグリアの上位人気が予想されるだけに、14年ハープスター以来の勝利となるだろうか。

 ダイワメジャー産駒は13頭が出走して「1-0-1-11」複勝率15.4%、複勝回収率180%。一見するとパッとしない成績ではあるが、13頭中11頭が6番人気以下、7頭が10番人気以下なのだから仕方ない。そういった人気事情にもかかわらず、17年レーヌミノルは単勝40.8倍の8番人気で勝利、13年には14番人気のプリンセスジャックが3着に食い込み波乱を演出するなど意外性を秘めている。

 今年であればチューリップ賞2着のシゲルピンクダイヤよりも、同レースで人気を裏切っていたメイショウショウブこそ警戒が必要かもしれない。

 そして、時代を象徴する種牡馬といえば、現3歳世代でキャリアハイの活躍を見せているヴィクトワールピサ産駒のアクアミラビリスエールヴォアにも注目。同産駒は16年にジュエラーで桜花賞を制しているが、通算2頭しか出走例がないなかで結果を残している点は評価する必要がありそうだ。

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