13日、阪神競馬場で行われたアーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)は、先手を取った浜中俊騎手騎乗の12番人気イベリス(牝3、栗東・角田晃一厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで粘り切り、外から追い上げてきた7番人気カテドラル(牡3、栗東・池添学厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒2(良)。
さらにアタマ差の3着に11番人気トオヤリトセイト(牡3、栗東・松下武士厩舎)が入った。なお、2番人気ヴァルディゼール(牡3、栗東・渡辺薫彦厩舎)は8着、3番人気ヴァンドギャルド(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は9着、1番人気フォッサマグナ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は16着に終わった。
勝ったイベリスは、父ロードカナロア、母セレブラール、その父ボストンハーバーという血統で、これが重賞初制覇。本馬及び2着のカテドラル、3着のトオヤリトセイトは5月5日に東京競馬場で行われるNHKマイルCの優先出走権を獲得した。