3日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(GIII・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気ゴールドアグリ(牡2、美浦・戸田博文厩舎)が中団追走から直線追い込み、11番人気マイネルーチェとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。さらに2馬身差の3着には1番人気マイネルレーニアが入った。
勝ったゴールドアグリは、父が新種牡馬タニノギムレット、母タッチオブゴールド(その父ヘクタープロテクター)という血統。デビュー戦となった前走の2歳新馬(新潟、芝1600m)を制し、今回の勝利で2連勝となった。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の安藤勝己騎手は、エリモハリアーで制した函館記念(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年5勝目(通算38勝)。管理する戸田博文調教師は、キストゥヘヴンで制した桜花賞(GI)に続く今年のJRA重賞制覇で、通算3勝目となった。また、今回の勝利で新種牡馬タニノギムレット産駒はJRA重賞初制覇となった。