【日本ダービー】上位種牡馬と人気の関連性/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年05月23日 11:50

日本ダービー 過去10年

 26日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)について種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で5回のキングカメハメハ、3回のハーツクライと続く。

 ディープインパクト産駒は33頭が出走して「4-2-3-24」となっているが、勝ち馬4頭は18年ワグネリアン(5番人気)、16年マカヒキ(3番人気)、13年キズナ(1番人気)、12年ディープブリランテ(3番人気)という内訳で、意外なことに1番人気での勝利は一度しかなかった。ただし、6番人気以下となると「0-0-1-15」と信頼度は落ちる。ちなみに近3年は同産駒(ダノンプレミアムアドミラブルディーマジェスティ)が1番人気の支持を集めていた。今年、5番人気以内に収まる可能性がある馬はダノンキングリーダノンチェイサーの2頭だろうか(ダノンチェイサーは回避が決定)。

 キングカメハメハ産駒は20頭が出走して「2-1-2-15」という成績。17年レイデオロ、15年ドゥラメンテと2頭の勝ち馬を輩出しているほか、18年コズミックフォース(16番人気3着)や14年タガノグランパ(16番人気4着)など二桁人気馬の激走も目立つ。

 同産駒からはクラージュゲリエランフォザローゼスレッドジェニアルが出走を予定しているが、先の激走例に倣えば日本ダービー勝ち馬を母父に持つタイプには注意が必要かもしれない。

 また、今年はキングカメハメハの孫世代にあたるロードカナロア産駒のサートゥルナーリアが1番人気濃厚。母父スペシャルウィーク、母シーザリオ、共に東京芝2400mのGIに実績がある点はキングカメハメハ系の特徴として強みになるだろう。

 最後に皐月賞2着の実績から人気を集めそうなジャスタウェイ産駒のヴェロックスジャスタウェイの父であるハーツクライの産駒は日本ダービーで上位人気に推されれば、17年スワーヴリチャード(3番人気2着)、14年ワンアンドオンリー(3番人気1着)と堅実に走っていたので、ジャスタウェイ産駒の動向も気になるところだ。

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