【門別・北斗盃】ホッカイドウ競馬の三冠初戦に14頭集結/地方競馬見どころ

2019年05月30日 15:31

重賞2勝目を狙うリンゾウチャネル(写真は2018年鎌倉記念優勝時、撮影:高橋正和)

 本日30日に門別競馬場で行われる北斗盃(3歳・ダ1600m・1着賞金500万円)。ホッカイドウ競馬の三冠初戦として位置付けられている一戦に14頭が出走する。

 出走メンバー中、最多の5勝を挙げているリンゾウチャネル(牡3、北海道・堂山芳則厩舎)は、これまで9戦して連対を外したのは兵庫ジュニアグランプリ(5着)のみとなっている。そのときも地方馬最先着(4着)のトーセンガーネットとタイム差なしなら、ここでは実力上位だろう。鞍上は連覇がかかる五十嵐冬樹騎手。

 スティールティアラ(牝3、北海道・角川秀樹厩舎)は、これまで門別の重賞2着が2回あり、南関のローレル賞や東京2歳優駿牝馬でも4着となった実力馬。5走ぶりの門別に戻ってきた前走は、3馬身差をつける完勝で久々の復活勝利を飾った。勢いに乗り待望の重賞初制覇となるか。鞍上は新コンビとなる阿部龍騎手。

 ジョウラン(牡3、北海道・田中淳司厩舎)は、中央時代に2勝を挙げている。門別に移籍後初戦となった前走では、いきなりの古馬相手、26kg増にも拘わらず、先行策をみせ2着に逃げ粘った。勝ち馬は道営記念5着馬だけに、移籍後2戦目となる同世代との一戦なら上昇必至だろう。鞍上は服部茂史騎手。

 大外枠からの発走となるリンノレジェンド(牡3、北海道・林和弘厩舎)は、前走の牡羊座特別で、リンゾウチャネルに0.3秒差の2着となった。前々走、大井の特別戦でも快勝しており、これで3戦続けて連対を果たしている。引き続き井上俊彦騎手とのコンビで重賞初制覇を狙う。

 他にも、これまで門別で5戦して連対を外していないミスシェーンハイト(牝3、北海道・川島洋人厩舎)や栄冠賞を制したイッキトウセン(牡3、北海道・林和弘厩舎)、門別で2戦2勝のシベリアンプラウド(牡3、北海道・田中淳司厩舎)なども出走する。

 15:30時点でのオッズは以下の通り。発走は20:40。現時点で天候は晴、馬場は良となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 リンゾウチャネル 五十嵐冬樹 1.6
2 ジョウラン 服部茂史 8.5
3 ミスシェーンハイト 石川倭 9.0
4 スティールティアラ 阿部龍 10.3
5 シベリアンプラウド 岩橋勇二 12.7
6 イッキトウセン 吉原寛人 14.6
7 ダイキンボシ 桑村真明 24.5
8 リンノレジェンド 井上俊彦 24.9
9 リコーサラトガ 山本咲希到 31.3
10 ルフィアンキック 有年淳 60.5
11 アルバス 松井伸也 105.3
12 アルテンベルク 井上幹太 105.5
13 クラファルコン 宮崎光行 141.3
14 クールギブス 落合玄太 141.7

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