9日、中山競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1600m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ローズオットー(牝2、美浦・萩原清厩舎)が好スタートから好位を追走。3角手前で先頭に立つと、直線で後続を突き放し、4番人気リネンフィールドに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には5番人気マイネルブリアーが入った。
勝ったローズオットーは、父ダンスインザダーク、母が93年セントウルS(GIII)を制したエリザベスローズ(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に00年弥生賞(GII)の勝ち馬フサイチゼノン(父サンデーサイレンス)、01年きさらぎ賞(GIII)、スプリングS(GII)を制したアグネスゴールド(父サンデーサイレンス)、今年のガーネットS、根岸S(ともにGIII)の勝ち馬リミットレスビッド(牡7、栗東・加用正厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。前走のデビュー戦(函館・芝1800m)は1番人気に支持されるも出遅れて5着に敗れていた。通算成績2戦1勝。