今年初戦を迎えるエネイブルは、イギリスのエクリプスSに出走。凱旋門賞3連覇に向け、どのような走りを見せるか(撮影:谷口浩)
7/6(土)は福島・中京・函館の3場開催。5日正午の馬場発表は、福島と中京が芝稍重・ダート重、函館が芝良・ダート稍重。6日の天気は3場共に曇りの予報となっている。
■中京6Rの新馬戦でファッショニスタの半妹がデビュー
木曜日の川崎・スパーキングレディーC(JpnIII)を制したファッショニスタの半妹ホットミスト(父パイロ)が川田将雅騎手を背にデビュー。他には、テーオーヘリオスの半妹テーオープライムらも初陣を迎える。
■函館5Rの新馬戦はアメージングサンに注目
函館5Rの新馬戦はアメージングサンに注目したい。おじに2009年の最優秀短距離馬ローレルゲレイロがいるロードカナロア産駒で、調教の動きは上々。C.ルメール騎手を背に初戦突破を狙う。他には、函館で新馬戦・函館2歳Sと連勝したアスターペガサスの半妹プリムヴェールらが出走する。
■中京5Rの新馬戦はシャレードに注目
中京5Rの新馬戦はシャレードに注目したい。2017年のセレクトセール当歳にて6696万円で取引されたダイワメジャー産駒で、きょうだいに6勝を挙げたダノンメジャー・現5勝のダノンキングダムがいる血統。鞍上は福永祐一騎手。
■エネイブルが英・エクリプスSで始動
昨年凱旋門賞史上7頭目の連覇を達成し、米国のブリーダーズCターフも制したエネイブルがイギリスのサンダウン競馬場で行われるエクリプスS(GI、芝1990m)で今年初戦を迎える。前人未到の凱旋門賞3連覇に向け、どのような走りを見せるか注目される。発走は日本時間23時35分。
■マスターフェンサー、ジョディーが米GI参戦
マスターフェンサーが浜中俊騎手とのコンビでベルモントダービー招待(GI、芝2000m)に、ジョディーが海外初騎乗となる武藤雅騎手とのコンビでベルモントオークス招待(GI、芝2000m)に参戦する。ダービー発走は日本時間7日の6時44分、オークス発走は5時30分を予定。尚、国内での馬券発売は行われない。
■函館11R・五稜郭Sにウインイクシードなど
函館11Rは芝2000mの五稜郭S(3勝クラス)。勝ち馬がその後重賞勝ち馬になることも多い準オープンの一戦だ。3月の両国特別(1000万)で人気に応えて勝利したウインイクシード、平地に戻ったジャズファンク、5か月間の休養前は連続2着のマイハートビートなどが出走する。
■福島11R・阿武隈Sにサトノキングダムなど
福島11Rは阿武隈S(3勝クラス)。昇級初戦の前走で僅差2着となったサトノキングダム、前走マーメイドSで7着となったチカノワール、4走前の福島テレビOPでハナ差2着など格上挑戦でも好走しているワンダープチュックらがオープン入りを狙う。
■イディオットプルーフ産駒が国内初出走
福島6Rの未勝利戦(ダ1150m)で、国内初出走となるIdiot Proof産駒の外国産馬ソーシックがデビュー。Idiot Proofは現役時代に米短距離路線で走りGIタイトルを獲得、ドバイ・ゴールデンシャヒーンでも2着となった。
■菱田裕二騎手らが区切りの勝利まであとわずか
菱田裕二騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、本日は函館で3鞍に騎乗。加藤祥太騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、函館で3鞍に騎乗。木幡巧也騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、福島で5鞍に騎乗。