青森県の荒谷牧場で繋養されているウインバリアシオン(ユーザー提供:toomaさん)
新種牡馬ヴァンセンヌ、ウインバリアシオン、オーシャンブルーの産駒がそれぞれ、7日にJRA初出走を迎える。
ヴァンセンヌは父ディープインパクト、母フラワーパーク、その父ニホンピロウイナーという血統。現役時代は2015年の東京新聞杯(GIII)を制覇。同年の安田記念(GI)ではモーリスとクビ差の2着だった。
初年度産駒は40頭。JRA初出走となる産駒は、福島6R(2歳新馬・芝1200m)のサノノファンタジー(牝2、美浦・堀井雅広厩舎)。
ウインバリアシオンは父ハーツクライ、母スーパーバレリーナ、その父Storm Birdという血統。現役時代は重賞2勝のほか、GI・2着が4回。惜しくもGIタイトルには手が届かなかったものの、同世代のオルフェーヴルらとしのぎを削った。
初年度産駒は21頭。JRA初出走となる産駒は、函館5R(2歳新馬・芝1800m)のヴァリアントジョイ(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)。
オーシャンブルーは父ステイゴールド、母プアプー、その父Dashing Bladeという血統。現役時代は重賞2勝のほか、2012年の有馬記念(GI)では10番人気ながら、ゴールドシップの2着と健闘した。
初年度産駒は13頭。JRA初出走となる産駒は、同じく函館5Rのネモフィラブルー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)。また同産駒は、地方ではユーセイシューター(牡2、愛知・倉地学厩舎)が勝ち上がっている。