東海桜花賞に次ぐ重賞制覇を狙うキクノステラ(撮影:谷口浩)
本日18日に笠松競馬11R(発走時間16:20)で行われる第42回サマーカップ(3歳上・ダ1400m・1着賞金250万円)。今年からこれまでのSPIIIからSPIIに格上げとなった一戦に地元勢7頭、愛知・兵庫から3頭の計10頭が出走する。
交流重賞の舞台でも昨年の兵庫ゴールドトロフィーで3着、今年のかきつばた記念で5着の実績があるキクノステラ(牡7、兵庫・田中範雄厩舎)。重賞初制覇となった3走前の東海桜花賞では、早め先頭に立ち、長く良い脚を使って完勝した。岡部誠騎手を背に、初の笠松でいきなり勝利なるか。
エイシンエンジョイ(牡4、兵庫・橋本忠明厩舎)は、園田に移籍してから4戦して3勝、2着1回とほぼパーフェクトな成績を収めている。久々の重賞挑戦となった前走の園田FCスプリントでは3着となったものの、820mの距離に戸惑った部分も影響したか。安定した先行力を活かし、初のタイトル獲得を狙う。鞍上は下原理騎手。
大外枠からの発走となったスムーズジャズ(牡5、愛知・川西毅厩舎)は、前走のかきつばた記念で8着となったものの、昨年秋から末にかけては4連勝を達成、重賞舞台でも新春杯で3着、東海桜花賞ではキクノステラの2着と堅実な成績を残している。鞍上は加藤聡一騎手。
シャドウチェイサー(セ7、笠松・川嶋弘吉厩舎)は今回が重賞初挑戦となるものの、中央時代に4勝を挙げた実績を持ち、笠松に移籍してからの4戦で連対を外していない。同舞台も乗りなれており、2013年リプレイスインディ以来6年ぶりとなる地元勢の優勝を狙う。鞍上は向山牧騎手。
他にも今年のウインター争覇2着のヴェリテ(セ7、笠松・尾島徹厩舎)や重賞舞台で度々好走しているラミアカーサ(牝7、笠松・田口輝彦厩舎)らも出走する。