24日、盛岡競馬場で行われたOROカップ(3歳上、芝1600m)は、小林俊彦騎手騎乗の4番人気シンボリスナイパー(セン8、岩手・石川栄厩舎)が中団から追い上げ、8番人気ジルハーに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒7(良)。さらにハナ差の3着には1番人気ジェーピーバトルが入った。
勝ったシンボリスナイパーは父サクラバクシンオー、母スイートタラゴン(その父モガミ)という血統。00年8月に美浦・畠山吉宏厩舎からデビューし、2戦目で初勝利を挙げる。その後も01年クリスタルC(GIII)で9番人気ながら2着に食い込むなど活躍し、今年7月に岩手競馬に移籍。移籍初戦のエクセレント(ダート1600m)を制し、前走のすずらん賞(OP、ダート1600m)は8着に敗れていた。通算成績60戦5勝(うち地方4戦2勝、重賞1勝)。