現地時間24日、独・ケルン競馬場で行われたオイロパ賞(3歳上、独G1・芝2400m)は、K.ファロン騎手騎乗の圧倒的1番人気
ユームザイン Youmzain(牡3、英・M.
シャノン厩舎)が、4番人気エガートン
Egertonに半馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分28秒51(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気
エンフォーサー Enforcerが入った。
勝った
ユームザインは、父Sinndar、母Sadima(その父Sadler's Wells)という血統の愛国産馬。牝系に02年秋華賞、エリザベス女王杯(共にGI)を制した
ファインモーション、97年
ジャパンC(GI)優勝馬で、96年BCターフなど欧米のG1で5勝を挙げたピルサドスキーがいる。05年7月にデビューし、3戦目で初勝利。重賞初挑戦となった06年愛ダービー
トライアルS(愛G2)で3着に健闘したが、続く
キングエドワード七世S(英G2)では大差をつけられての最下位に敗れた。準重賞1着を挟んで臨んだグレートヴォルティジュールS(英G2)では巻き返し、重賞初制覇。続く前走のニエル賞(仏G2)では
レイルリンク Rail Linkから半馬身差の2着だった。通算成績10戦5勝(重賞2勝)。