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【キーンランドC予想】札幌で3戦2勝の◎リナーテに期待/JRAレース展望

2019年08月25日 06:05

末脚に磨きがかかる◎リナーテ

 優勝馬にはスプリンターズSの優先出走権も付与されるキーンランドカップは、サマースプリントシリーズの第5戦に位置づけられている。シリーズ優勝を占う意味でも見逃せない1戦だ。

 札幌競馬場スタンド改修のために函館競馬場で行われた2013年を除く過去10回で、1〜3番人気馬は7勝2着5回3着4回だが、1番人気は2勝2着3回3着3回。一昨年には12番人気エポワスが勝利したほか、2008年には16番人気タニノマティーニが勝利するなど波乱含みの1戦だ。年齢別では4歳馬が3勝、5歳馬が4勝となっているが、特徴的なのは牝馬が6勝と健闘していることかもしれない。

 函館スプリントSを除外された◎リナーテは仕切り直しとなったUHB賞を快勝。洋芝コース3勝目を上げると同時に、札幌競馬場での戦績を3戦2勝とした。今年に入ってから重賞2着2回。1戦毎に末脚に磨きをかけているような印象だ。斤量も背負いなれた54キロなら本命に期待したい。

 ◯セイウンコウセイは2017年高松宮記念優勝馬。札幌競馬場は初出走となるが、函館スプリントSに勝っているのだから、洋芝も苦手ではないはず。スランプの時期もあったが、今春は高松宮記念2着で、CBC賞3着。58キロは容易ではないが、同斤量のCBC賞も勝ち馬とはコンマ1秒差だった。

 ▲ダノンスマッシュは、昨年のこのレースで古馬相手に2着と健闘。その後、京阪杯、シルクロードSを連勝し、高松宮記念で1番人気に支持されるほどとなった。予定していた函館スプリントSは競走除外の憂き目にあったが、本馬自身にアクシデントがあったわけではなく、巻き返しが期待できる。

 洋芝コースのスプリント戦を得意とする△アスターペガサス、函館スプリントSを除外されて仕切り直しの1戦となる△シュウジ、2度目のスプリント戦となる△タワーオブロンドンと、連覇を狙う△ナックビーナスも抑えておきたい。

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