4戦目を勝利した川田騎手が70Pで初優勝(撮影:高橋正和)
25日、札幌競馬場で「2019ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」の後半2レースが行われた。
前日の第2戦終了時点では、第1戦4着、第2戦2着の戸崎圭太騎手(美浦)が32ポイントで首位となっていた。
札幌10Rで行われた第3戦(3歳上・2勝クラス・ダ1700m)は、M.ミシェル騎手(仏)騎乗の3番人気スワーヴアラミス(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が早め先頭から後続を振り切って快勝。2着はK.ティータン騎手(香港)騎乗の8番人気リアリスト(牡6、美浦・相沢郁厩舎)、3着は武豊騎手(栗東)騎乗の2番人気キタサンタイドー(牡4、栗東・清水久詞厩舎)となった。
そして札幌12Rで行われた最終第4戦(3歳上・2勝クラス・芝1800m)は、川田将雅騎手(栗東)騎乗の6番人気プレシャスブルー(牡5、美浦・相沢郁厩舎)が突き抜けてV。2着はJ.ルパルー騎手(米)騎乗の1番人気ダブルシャープ(牡4、栗東・渡辺薫彦厩舎)、3着はC.ルメール騎手(栗東)騎乗の2番人気ターフェルムジーク(牝4、栗東・渡辺薫彦厩舎)となった。
この結果により、初日の第1戦3着、第2戦3着に続き、第3戦5着、第4戦1着とした川田将雅騎手(栗東)が合計70ポイントを獲得して初優勝を果たした。2位は58ポイントでクリストフ・ルメール騎手(栗東)、3位は53ポイントでミカエル・ミシェル騎手(仏)とカリス・ティータン騎手(香港)が並んだ。
また、出場騎手を「外国騎手・地方競馬代表騎手チーム(WAS選抜)」と「JRA代表騎手チーム(JRA選抜)」に分けて行われるチーム対抗戦は、WAS選抜チームが202ポイント、JRA選抜チームが246ポイントで、JRA選抜チームの勝利となった。最終成績は以下の通り。
【最終成績】
1位 川田将雅(栗東) 70
2位 クリストフ・ルメール(栗東) 58
3位 ミカエル・ミシェル(仏) 53
3位 カリス・ティータン(香港) 53
5位 戸崎圭太(美浦) 39
6位 武豊(栗東) 37
7位 吉村智洋(兵庫) 34
8位 ジュリアン・ルパルー (米) 24
9位 浜中俊(栗東) 19
10位 三浦皇成(美浦) 16
10位 コルム・オドノヒュー(愛) 16
12位 リサ・オールプレス(新) 15
13位 藤田菜七子(美浦) 7
13位 的場文男(大井) 7
※ポイントは各レースとも、1着30点、2着20点、3着15点、4着12点、5着10点、6着8点、7着6点、8着4点、9着2点、10〜14着1点
※結果は主催者発表のものと照合してください。