産駒がJRA初出走を果たすコメート(ユーザー提供:たかみーさん)
新種牡馬コメートの産駒が、14日の中山5R(2歳新馬・芝1800m)でJRA初出走を迎える。
デビューするのはアーヴィング(牡2、美浦・小野次郎厩舎)。母はシルクフレアー、その父Danzig、甥にはプレイアンドリアルがいる血統。父コメートの全8戦で騎乗した嘉藤貴行騎手が手綱を取る。
コメートは父ブラックタイド、母ジューンブライド、その父アフリートという血統。2014年のホープフルS(GII)で2着。2015年の日本ダービー(GI)では5着に入り、嘉藤騎手はダービー初騎乗を果たした。
その後は屈腱炎を発症し、2016年3月17日付けでJRAの登録を抹消。
同年から北海道日高町のサンシャイン牧場で種牡馬入りし、初年度産駒は4頭。うち、リザード(牝2、北海道・小国博行厩舎)が2着3回、ビオレソリエス(牝2、笠松・水野善太厩舎)が2着1回という成績をあげているが、まだ産駒による初勝利は果たせていない(12日時点)。