15日、高知競馬場で行われた黒潮菊花賞(3歳、ダート1900m、1着賞金27万円)は、先手をとった西川敏弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)レッドスターリリー(牝3、高知・大関吉明厩舎)が、直線に入ると後続を突き放し、3番人気ラインフォークに8馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分09秒8(良)。さらに5馬身差の3着に7番人気ビッグスターオーが入った。
勝ったレッドスターリリーは、父ラムタラ、母プライスリーダー(その父ワカオライデン)という血統で、伯母に95年4歳牝馬特別・西(GII)などに勝ち、地方所属ながら中央で活躍したライデンリーダー(父ワカオライデン)がいる。
同馬は05年7月に旭川でデビューも、未勝利のまま現厩舎に移籍。今年6月に20戦目にして初勝利を挙げていた。初勝利後のここ7戦は5勝2着2回と安定した成績を残しており、2連勝でここに臨んでいた。未勝利時に高知優駿3着などがあるが、重賞は初勝利。通算成績は27戦6勝(重賞1勝)。