ジェイドロバリー産駒が伊G1制覇

2006年10月16日 11:35

 現地時間15日、伊・サンシーロ競馬場で行われた伊グランクリテリウム(2歳牡牝、伊G1・1600m)は、L.デットーリ騎手騎乗の1番人気カークリーズ Kirklees(牡2、英・M.ジョンストン厩舎)が、同馬主1番人気ストロビルス Strobilusに短頭差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒90(良)。さらに1馬身差の3着には3番人気チャイニーズウィスパー Chinese Whisperが入った。

 勝ったカークリーズは父ジェイドロバリー、母Moyesii(その父Diesis)という血統の愛国産馬。これまで、ヴィンティジS(英G3・芝7f)、ロイヤルロッジS(英G2・芝8f)でそれぞれ3着に入っていたが、重賞は初勝利となった。通算成績6戦2勝(重賞1勝)。

 同馬の父ジェイドロバリーは、現役時代に仏グランクリテリウム(仏G1・芝1600m)に勝ち、91年から日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。ヤマカツスズラン(阪神3歳牝馬S-GI)などの活躍馬を輩出した。02年、03年はドバイで種牡馬生活を送っており、カークリーズはその時の産駒。欧州での産駒重賞勝ちは初となる。なお、ジェイドロバリーは04年5月15日に、大腸癒着、腸捻転などのため死亡している。現1歳が最後の世代になる。

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