3日、京都競馬場で行われたみやこS(3歳上・GIII・ダ1800m)は、後方追走から3〜4コーナーで一気に捲っていった幸英明騎手騎乗の7番人気ヴェンジェンス(牡6、栗東・大根田裕之厩舎)が、直線入り口で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の10番人気キングズガード(牡8、栗東・寺島良厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒1(良)。
さらにクビ差の3着に6番人気ウェスタールンド(セ7、栗東・佐々木晶三厩舎)が入った。なお、3番人気ワイドファラオ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は5着、2番人気スマハマ(牡4、栗東・高橋亮厩舎)は9着、1番人気インティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)は15着に終わった。
また、16番人気メイショウウタゲ(牡8、栗東・安達昭夫厩舎)は4コーナーで転倒、競走を中止した。
勝ったヴェンジェンスは、父カジノドライヴ、母スペシャルクイン、その父スペシャルウィークという血統で、これが重賞初制覇。父カジノドライヴにとっても、これが産駒のJRA重賞初勝利となった。