昨年の東京2歳優駿牝馬(南関東G1・ダート1600m)以来、休養中のダガーズアラベスク(牝3、船橋・川島正行厩舎)が、12月6日に船橋で行われるクイーン賞(3歳上牝、交流GIII・ダート1800m、1着賞金3000万円)で復帰を予定していることがわかった。
同馬は父ジェイドロバリー、母クィーンズダガー(その父Rahy)という血統の首国産馬。従弟には札幌記念(GII)のアドマイヤムーン(父エンドスウィープ)がいる。牝系はヒシアマゾン(父Theatrical、エリザベス女王杯-GI)などと同じ一族。昨年8月船橋のデビュー戦(ダート1000m)は2着に敗れるも、ローレル賞、東京2歳優駿牝馬の2重賞を含む4連勝中だった。通算成績5戦4勝(重賞2勝)。
牡馬戦線挑戦、またはJRA挑戦などのプランもあり、今年のクラシック戦線で有力視されていたが、脚部不安のため休養に入っていた。既に帰厩しており、10月31日の調教試験を受ける予定。