20日、新ひだか町・北海道市場で、オータムセール(日高軽種馬農協主催)の第5日目(サラ・アラ1歳)が開催。174頭が上場され、70頭が落札された。

　5日目の最高価格は、ビーチブラストの2005(牡、父キングヘイロー)で、山田貞蔵氏が1018万5000円で落札した。1000万円を超える馬はこの1頭のみ。また、この日はアラブも2頭上場され、2頭とも落札されている。

　1歳市場4日間のトータルでは、716頭(牡319頭、牝397頭)の上場で、251頭(牡135頭、牝116頭)を売却。売却率は35.06％(牡42.32％、牝29.22％)。売上総額は8億3983万2000円(税込)で、昨年の売上総額5億6461万6500円を大きく上回る結果となった。最高価格はカワカミプリンセスの半弟・タカノセクレタリーの2005(父アグネスデジタル)で、菅原光太郎氏が4882万5000円で落札した。

　また当歳市場のトータルでは、220頭(牡156頭、牝64頭)の上場で、46頭(牡37頭、牝9頭)を売却。売却率は20.91％(牡23.72％、牝14.06％)。売上総額は4億57万5000円(税込)で、こちらも昨年の売上総額3億6487万5000円を上回る結果となった。最高価格はマヤノメイビーの2006(牡、父キングカメハメハ、母父Miswaki)で、平井豊光氏が3150万円(税込)で落札した。