21日、盛岡競馬場で行われたフューチャー2歳新馬戦(芝1000m)で、小林俊彦騎手騎乗の3番人気チョコクッキー(牡2、岩手・佐々木修一厩舎)が、2番人気リバティレッグに3馬身差をつけて逃げ切り、デビュー勝ちを飾った。勝ちタイムは59秒9(良)。

　勝ったチョコクッキーは父トーホウエンペラー、母メイセイオペレッタ(その父タイトスポット)という血統で、
伯父に99年フェブラリーS(GI)、99年帝王賞(交流GI)、98年南部杯(交流GI)を勝った岩手の名馬メイセイオペラがいる。父トーホウエンペラーも岩手所属で01年の東京大賞典(交流GI)に勝つなど、岩手を代表する名馬だった。

　同馬は、伯父のメイセイオペラを生産した平取・高橋啓牧場生産で、厩舎も同じ佐々木修一厩舎。血統、関係者ともに岩手の名馬に縁があり、今後の活躍が期待される。