2冠馬エアシャカール産駒が初勝利

2006年10月24日 17:00

 24日、札幌競馬場で行われた2R・2歳未勝利(ダート1700m、1着賞金20万円)で、服部茂史騎手騎乗の8番人気エアーミラクル(牝2、北海道・楠克美厩舎)が、後方から徐々に進出し、1番人気ショコーに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒9(良)。同馬の勝利が新種牡馬エアシャカールの地方・中央通じての産駒初勝利となった。

 勝ったエアーミラクルは父エアシャカール、母キャニオンカリーン(その父シアトルダンサーII)という血統。8月のデビューから4戦して6、9、6、6着と敗れており、5戦目の初勝利となった。

 同馬の父エアシャカールは父サンデーサイレンス、母アイドリームドアドリーム(その父Well Decorated)という血統で、姉にエアデジャヴー(98年クイーンS-GIII、父ノーザンテースト)、姪にエアメサイア(05年秋華賞-GI、父サンデーサイレンス)、甥にエアシェイディ(05年AJCC-GII・2着、父サンデーサイレンス)がいる血統。

 現役時代は00年皐月賞(GI)、00年菊花賞(GI)の2冠を制し、00年日本ダービー(GI)ではアグネスフライトからハナ差の2着で、“3冠に最も近い2冠馬”と称される。通算20戦4勝(重賞2勝)の成績を残し、03年から門別(現・日高町)・ブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りしたが、同年3月13日に放牧中の事故のため死亡、僅か4頭(種付は11頭)の産駒しか残すことができなかった。

 現2歳が初年度産駒で、地方・中央通じて出走したのは同馬のみ。24日現在、中央ではセフティーオーラ(牝2、栗東・須貝彦三厩舎)1頭が馬名登録されている。

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