【JRA】鳴り響く悲鳴…レッツゴードンキの愛され度を再認識した瞬間/ねぇさんのトレセン密着

2020年01月03日 20:00

ファンにとても愛されたレッツゴードンキ(撮影:花岡貴子)

 あけましておめでとうございます。今年も粛々と愛馬たちの素顔をご紹介していきたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて昨年末、レッツゴードンキが引退・繁殖入りしたのは記憶に新しいですね。いつかこの日がくるとは思っていましたが、実際に目の当たりにするのは寂しいものですね。芝でもダートでも適性距離であれば堅実に走っていた姿は実に凛々しかったです。

 その反面、普段のドンキは実に可愛らしい美人さん。その美少女っぷりは競馬をあまり知らないファンの方をも納得させるほどで、ドンキの写真をみせると「かわいい!」という声を実にたくさんいただきましたね。こういう馬はいそうでなかなかいませんでした。

 そして、ほんとファンに愛された馬でした。それは引退式のセレモニーの途中でもうかがい知れました。

 オーナーからドンキが種付けのためにアイルランドへ渡り、あのガリレオと交配されることが発表された瞬間…場内に鳴り響いたのは歓喜の声ではなく悲鳴でした。単純に競走馬として考えれば海外で有名種牡馬と種付けなんて、すごく恵まれたことで喜ぶべきです。でも、ファンの皆さんはドンキが日本を離れるのが寂しかったのでしょうね。その想いから、思わず声をあげてしまったファンの方が多かったのだと思います。アイドルホースであるドンキらしい惜しまれた旅立ちでした。

 管理した梅田師もドンキへの感謝の気持ちでいっぱいでした。

「歴史あるGI桜花賞をはじめ、7歳まで一線級で頑張ってくれました。ドンキには感謝の気持ちでいっぱいです。ドンキならきっと、いいお母さんになることでしょう」

 遠くない将来、ドンキの子供と世界のどこかで、いや叶うならトレセンで会えるのをたのしみにしています!

(取材・文:花岡貴子)

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