2日、札幌競馬場で行われた5R・アタックチャレンジ2歳牝馬(ダート1000m、1着賞金110万円)で、五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気エーシンスウォード(牝2、北海道・佐々木一夫厩舎)が、2番手追走から7番人気エリュシオンに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分02秒3(良)。同馬の勝利が新種牡馬エイシンダンカークの地方・中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったエーシンスウォードは父エイシンダンカーク、母がJRA3勝のエイシンシャロン(その父Great Above)という血統。7月のデビューから2戦して2着、3着しており、3戦目の初勝利となった。通算成績3戦1勝。
同馬の父エイシンダンカークは父Mr.Prospector、母が87年愛1000ギニー(愛G1)を勝ったForest Flower(その父Green Forest)という血統の米国産馬。主にダートの短距離でJRA13戦3勝という平凡な成績だったが、血統を買われ種牡馬入りしていた。
現2歳が初年度産駒で、5頭が血統登録、本馬を含めた4頭が馬名登録されている。JRAではエイシンイチズ(牝2、栗東・湯浅三郎厩舎)が7月1日の未勝利戦(京都・芝1200m)で2着している。